台風後に増えるリフォーム詐欺にご用心!住まいの定期点検の大切さと、自宅でできる台風対策をご紹介
2024年8月27日更新
2024年のお盆は、地震への注意喚起や台風の接近で、不安を感じることの多いお盆となりましたね。
台風に関しては、台風7号の接近により千葉県は大きな被害はなかったものの、暴風や豪雨により、一部の地域で停電や電車の運転見合わせといった影響が出ました。
8月は一年の中でも特に台風が発生する頻度の多い時期で、毎週のように発生していますよね。
近年、特に被害をもたらしたのが記憶に新しい2019年に発生した台風15号と19号です。
台風19号の際には、千葉県でも大雨による河川の氾濫や堤防の決壊による浸水、土砂崩れによって9万棟を超える住宅に被害をもたらしました。
またその際、リフォーム詐欺についても大きなニュースとなりました。
台風15号の際には、千葉県内では壊れた住宅の修理を装い、多額の費用を請求するという「ブルーシート詐欺」が広がり、各自治体から注意を呼びかける事態が発生しました。
残念なことに、大災害の際には人の不安や弱みに漬け込んだ、このような詐欺が横行します。
また、災害時にはリフォーム会社の需要が高まるため、修理して欲しいのにすぐに対応してもらえない…といった事態も発生します。
そこで今回は、詐欺に遭わないためのポイントと、台風が来る前に事前にできる台風対策について紹介していきます!
目次
台風後に発生するリフォーム詐欺にご用心
台風後にきまって増えるのがリフォーム詐欺です。
そして特に屋根に関するリフォーム詐欺が急増します。
台風が発生して外で暴風が吹き荒れているところを目の当たりにしているため、通常時より説得力が増しますよね…。
しかし、ちょっと待ってください!
訪問営業をうっかり信じて点検させたり契約してしまうと、こんなリスクがあります。
・適正価格より高額な請求をされる
・屋根に上がって故意に瓦や屋根を壊される
・「すぐに修理しないと屋根が崩れる」「今のままだと瓦が落ちてご近所に迷惑がかかる」などといって不安を煽ってくる
など、上記のように詐欺の手口は様々ですが、相手の不安に付け込み高額な費用を請求してくるという悪質な訪問営業が実際に存在していて、被害が後を絶ちません。
また、台風15号発生の際には冒頭でも紹介したように「ブルーシート詐欺」という名の詐欺が横行しました。
ブルーシート詐欺とは、市の要請で無料で応急処置をしてあげると言って屋根にブルーシートをかけ、後日作業代として高額な修理代を請求する…というものです。
しかしその実態は、屋根の一部に養生テープでビニールシートを貼っただけ…という酷い内容の被害もありました。
ブルーシートをかけるのに数十万もかかりません!
安易に信用せず、毅然とした態度で断りましょう。
詐欺の被害に遭わないためのポイント
ここからは、詐欺の被害に遭わないポイントについてご紹介します!
・車のナンバーは地域名を確認する(県外ナンバーは要注意!)
・名刺を必ず確認する
・連絡先を交換しない
・即決しない
といったことを徹底してください。
リフォーム詐欺は、地元以外で行われることが大半です。
名刺をもらい、ネットで住所や電話番号を確認し、その会社が本当に存在しているかを確認しましょう。
また、絶対に屋根に登らせないようにしましょう。
最悪の場合、問題のない瓦や屋根を故意に壊され、修理費を請求される場合があります。
屋根は日頃見えない箇所なので、それを良いことにあたかも問題があるように言われることもあります。
しかし、不安を煽ることばかり言われては不安になりますよね。
そんな時は、ご自身でリフォーム会社を探して、見積もりをとりましょう。
その時に気を付けておきたいポイントは、最低でも2社以上から見積もりを取ることをおススメします。
複数社から見積もりをとり、各社の見解を聞くことによって、高額請求をされたり、不要な作業をしてしまうという事態を防ぐことができます。
その場で即決することは絶対にやめてください。
台風後はリフォーム会社の需要が高まる
台風が通り過ぎると、下記のような様々な被害が各地で発生します。
・屋根が飛んだ
・窓ガラスが割れた
・飛来物により外壁にヒビが入った
・雨樋が外れた
・雨漏りがするようになった
家に不具合が出たら、一日でも早く修理して欲しいですよね。
ただ、各地で頻繁に発生するということは、皆さん一斉にリフォーム会社に問い合わせます。
そうすると、リフォーム会社の需要が集中するため、リフォーム会社の人員や、修理のための資材が枯渇します。
そのため、すぐに修理して欲しい!と思っても、予約待ちになってしまうのが現状です。
台風が起きてから焦らないためにも、日頃からご自身の家の点検をし、危ない箇所は事前に修理して有事の際に備えることが大切です。
こんな症状が出たら点検のサイン
家は日々雨風や紫外線に晒されているため、刻一刻と劣化しています。
そのため、リフォーム会社に任せなければ対処できないタイミングが必ずきます。
一般的にリフォームは10年に一度と言われていますが、お住まいの環境によって前後します。
リフォームが必要なサインは下記の通りです。
こんな症状が出たらまずは点検してみましょう!
・チョーキング
外壁を触ったときに、チョークのような粉がついたら塗り替えのサインです。
塗膜の機能が落ちてきている証拠であり、これを放置しておくと外壁のひび割れやカビの発生に進展します。
・ひび割れ
外壁にヒビが入ったまま放置すると、水が浸入してしまいます。
そうなると、腐食や劣化が進み、白アリが発生したりと家の寿命を縮めることに繋がります。
・汚れ、カビ、苔の発生
陽のあたりにくく、湿度の高い場所に発生しやすくなります。
放置しておくと、塗膜の劣化のみでなく外壁自体も痛めてしまうため、洗浄~塗装をおススメします。
・屋根の割れや剥がれ
屋根の割れや剥がれが起きると、そこから雨水が侵入します。
雨水が侵入すると、腐食が進み、雨漏りが発生するリスクが高まります。
そうなると、家の寿命を縮めることに繋がるため、早急に修理が必要です。
下記の記事にも詳しく纏めているため、ご一読ください(^^)/
備えよう!自宅でできる台風対策
8月に入り、毎週のように発生する台風。いつあなたの住んでいる地域に接近するかわかりません。
そこで、ご自身で今すぐできる台風対策について紹介していきます。
◆家の外でできる対策
・窓や雨戸の鍵をかける
・側溝や排水溝の掃除をして、水はけを良くしておく
・風で物が飛ばされないように固定したり、屋内に入れておく
・ブルーシートで屋根を養生しておく
◆家の中でできる対策
・非常用具を確認しておく(懐中電灯・手動の充電器・乾電池など)
・非常用食品を準備しておく
・飲み水や生活用水を確保しておく
・窓ガラスに飛散防止テープを貼ったり、カーテンを下ろしておく
◆その他
・避難場所を確認しておく
・家族と避難場所や連絡方法を話し合っておく
・不要不急の外出は控える(河川や崖崩れの発生しそうな場所には近づかない!)
台風が来る前に、日ごろから備えておきましょう。
備えあれば憂いなしです(^^)/
台風に備えて定期的に点検しましょう
台風の際に気を付けるポイントや、事前にできる対策について紹介してきましたが、如何でしたか?
台風が起きてから動く…では遅いことをお分かり頂けたかと思います。
今からでも、あなたの家の備えは十分にできているか、確認しましょう!
また、家自体に関しても少しでも不安に感じた方は、無料点検をしている会社が多いので、相談してみましょう!
木村建装でも、もちろん無料点検をしていますので、気軽にご相談ください。
木村建装の無料点検に関する記事はこちら(^^)/
お問い合わせからお見積りまでの流れはこちらをご覧ください。
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