台風シーズンでも安心!屋根・外壁リフォームで後悔しない業者選びとポイント

2025年9月24日更新

台風シーズンでも安心!屋根・外壁リフォームで後悔しない業者選びとポイント

屋根と外壁は、建物を守る盾のような存在であり、定期的にメンテナンスすることが大切です。メンテナンスすることで、見た目がきれいになるだけでなく、雨漏り防止・断熱性維持・耐震性確保にもつながります。

また、特に台風シーズンには、強風や豪雨による被害が急増しています。瓦や外壁材が飛ばされたり、雨漏りが発生したりするケースも少なくありません。被害を防ぐには、定期的な点検と適切なリフォームが欠かせません。

 

ただ、屋根・外壁のリフォームは頻繁にするものではないからこそ、どの業者にお願いすればいいのか、相場はどれくらいなのか、そもそもどんなタイミングでリフォームすべきなのかなど、分からないことだらけかと思います。また、工事をお願いしたけれど、費用面でのトラブル、仕上がりへの不満、数年で劣化してしまったなど、後悔することも残念ながら起こりえます。

 

そこで今回は、台風に備えた屋根・外壁のリフォームの基本、業者選びの具体的なステップ、後悔しないためのチェックポイントをご紹介します。ぜひ最後までご覧ください。

 

台風シーズンを踏まえたリフォームのポイント

台風シーズンを踏まえた、リフォームのポイント

台風被害を最小限に抑えるためには、普段からのメンテナンスが非常に大切です。万が一被害にあってしまった場合、被害後の対応や費用負担を減らす方法など、知っておくといざという時に役立つ内容をお届けします。

 

台風前に点検を依頼するのがベスト

台風前に定期的に住まいの点検をしておくことが被害防止の第一歩です。小さな不具合でも、台風時には被害が拡大しやすいため、劣化を見つけたら早期のうちに修繕しておきましょう。

 

  • 屋根:瓦やスレートのズレ・浮きを確認。ズレ・浮きがあると、強風で飛散して二次被害も招きます。
  • 外壁:ひび割れや塗膜の劣化、雨水の侵入跡。外壁の劣化部分から雨水が侵入し、内部の劣化や雨漏りの原因になります。
  • 雨樋:落ち葉や詰まりがないか。詰まりがあると、大雨で排水が追い付かず水があふれやすくなります。そうなると、外壁や基礎を傷める要因にもなります。
  • サッシやコーキング:窓枠のゴムパッキンが経年劣化で硬化したり収縮したりすると、ガラスとの間に隙間ができることがあります。また、外壁とサッシの間を埋めるコーキング材が紫外線や風雨の影響でひび割れたり剥がれたりすることもあります。こうした隙間や劣化部分から雨水が侵入しやすくなります。

 

※ 屋根などの高所の点検は、危険を伴うため、専門業者に任せましょう!

 

応急処置~専門業者に早めに依頼

万が一被害にあってしまった時には、ブルーシートで屋根を一時的に覆う、養生テープでサッシ周りを補強するなど、簡易的な対策が有効です。

雨漏りを放置すると、被害が拡大するため、専門業者に早めに連絡して対応することも重要です。自力で無理をせず、二次被害や事故防止を優先しましょう。

 

保険や補助金を活用しよう!

台風被害の場合には、多くの火災保険で自然災害(風災、水災、落雷など)で補償を受けることができます。ただし、どこまで補償されるかは、契約内容によりますので、加入されている内容を確認しておきましょう。
写真や修理見積もりを残しておくと、スムーズに申請できます。

 

風災:台風や暴風雨、突風による被害をカバー(屋根・外壁・窓など)
水災:大雨や洪水による床上浸水、土砂崩れなどの被害を補償
落雷:雷が原因で住宅や家財に損害が出た場合の補償

木村建装の火災保険申請サポートについてはこちら

「台風対策と火災保険を利用し自宅を自然災害から守りましょう」の記事はこちら

 

また、自治体によっては、住宅の改修に補助金が出る所もあります。耐震化のため・省エネ化のためなど目的は様々ですが、その補助金を活用して、屋根や外壁の修繕をしっかりしておけば、台風被害の対策にもなります。

 

台風被害は、日頃の点検・メンテナンスによる未然防止と、保険や補助金の制度活用による自己負担額を抑えた改修がカギです。ぜひ一度、ご自身でも確認してみましょう。

 

後悔しない業者選びの具体ステップ

後悔しない業者選びの具体ステップ

日頃の点検後にリフォームをしたり、台風被害後に修繕をしたりする場合に、一番大事になってくるのが施工業者選びです。そのステップについて、ご紹介します。

 

  • ステップ1:情報収集
    ホームページや口コミで施工実績を確認。自社施工かどうか、台風被害修繕に対応しているか、確認しましょう。

 

  • ステップ2:相見積もり
    2~3社から見積もりを取ると、金額の相場を知ることができます。工事内容・保証の有無も比較しましょう。

 

  • ステップ3:契約前の確認
    見積書に含まれる項目、アフターサービス、施工管理体制をしっかり確認しましょう。

 

  • ステップ4:信頼できるかどうかの見極め
    例えば一級塗装技能士とは、実務経験が7年という受験資格があり、年に一度の難易度の高い国家資格です。
    こういった資格がある職人さんや会社であれば安心ですね。

 

  • 注意:訪問販売業者とは契約しないで!
    台風被害など災害の後には、悪徳業者が被害者のお宅を訪問し、高額な請求を行うリフォーム詐欺なども過去に発生しています。被害の直後にはリフォーム会社の需要が高まり、すぐに修理に来てもらえないことも考えられます。日頃から点検・メンテナンスをしておくことで、被害を未然に最小限に防ぐことが大切です。

 

工事業者の選び方」はこちら

 

素材・工法の基礎知識

素材・工法の基礎知識

まずはしっかりとした施工業者を選ぶことが重要ではあるのですが、リフォームしたい箇所について、基本的な知識があれば、基準が明確になり選びやすくなります。以下、代表的な素材・工法と、台風予防のポイントをご紹介します。

 

屋根材の特徴と台風対策

 

屋根材

特徴

メリット

デメリット

台風予防のポイント

スレート

薄い板状、コスト安

初期費用が安く、施工しやすい、軽量で耐震性◎

耐久性やや劣る、ひび割れやすい

定期的な塗装メンテナンス必須、ひび割れや浮きを早めに補修

伝統的で重厚感

耐久性が高い(50年以上)、断熱性・遮音性◎

重い→耐震面の負担、強風でズレ・落下リスク

台風前に「ズレ・割れ」の有無を点検、漆喰補修で固定力を高める

ガルバリウム鋼板

金属製で軽量

軽量・耐風性・耐久性◎、錆びにくい

断熱性・遮音性が低い

固定が強固で台風に強い、遮熱材や断熱材とセット施工で快適性UP

 

外壁材の特徴と台風対策

 

外壁材

特徴

メリット

デメリット

台風予防のポイント

窯業系サイディング

セメント系で普及率高い

デザイン豊富、施工しやすい、耐火性◎

ひび割れや目地シーリングの劣化で雨水浸入リスク

定期的なシーリング打ち替えが必須、台風前に目地の点検

金属サイディング

軽量な金属パネル

耐風性、耐震性、防水性◎

凹みや傷に弱い

軽量で台風に強い、外壁リフォームで人気上昇中

モルタル

左官仕上げで自由度高い

デザイン性・高級感、熱くならない

ひび割れやすい、防水性は塗装頼り

定期点検で小さなひび割れを補修、台風前に防水塗装を確認

 

工法の特徴と台風対策

 

工法

内容

費用感

耐久性

工期

台風対策ポイント

再塗装

塗膜を塗り替え

比較的安い

10〜15年

短い

防水・防風性能を維持、早めの再塗装で劣化を防ぐ

カバー工法

既存の上に新材をかぶせる

中程度

20〜30年

中程度

屋根や外壁を二重にし耐風・防水性を強化、廃材少なくエコ

張り替え

古いものを撤去して新設

高額

30年以上

長め

根本的に強度を確保、耐震・耐風性を一新できる

 

なぜリフォームで後悔が起きるのか

なぜリフォームで後悔が起きるのか

そもそも、なぜリフォームで後悔が起きるのでしょうか。

屋根・外壁のリフォームは高額な工事であることに加え、専門知識が必要なため、どうしても情報不足になりがちです。また、初めてのリフォームだと、業者任せにしてしまったり、費用や工期に対して焦りや不安を感じやすくなったりします。

具体的には、以下のような心理的要因があげられます。

 

高額工事の焦りや不安へつけこまれる

屋根・外壁のリフォームは数十万~数百万円と、高額な工事で大きなプレッシャーになります。予算オーバーや追加請求で、こんなはずではなかったとなりがちです。また、「今すぐ決めないと雨漏りする」「今日決めてくれたら安くします」などと急かされると、冷静に判断できなくなることがあります。

 

情報不足・専門知識の欠如

屋根材や塗料の違い、施工方法、耐用年数などを十分に理解できないと、業者の説明をそのまま受け入れてしまいがちです。業者から言われるがままに契約し、後で調べて「他にもっと良い選択肢があった」と気づくと、後悔することになります。

 

安さやブランド・担当者の印象に流される

「とにかく安くしたい」「大手だから安心だろう」「担当者の感じが良かった」という理由だけで即決してはいけません。後から条件を見たら、保証や施工体制が弱かったとなりかねません。

 

よくある失敗・後悔ポイント

よくある失敗・後悔ポイント

以上のような心理的要因や情報不足が重なると、実際には次のような失敗や後悔につながることがあります。

実際によくある具体的な失敗例・後悔のポイントをご紹介します。

 

相見積もりを取らない

1社の提案だけで決めてしまうと、施工内容や金額の相場感がつかめずに、割高の契約になりやすいです。複数の業者に連絡するのは面倒に感じるかもしれませんが、複数の相見積もりを取っておくと、担当者が信頼できるか、作業工程の詳細が明記されているか、施工内容に対して適正な価格になっているか、保証はしっかりしているか、比較検討がしやすくなり、結果も満足いくものになりやすいです。

 

安さだけで業者を選んで施工が雑

安さだけを重視して選ぶと、施工の質が落ちることがあります。極端に安いということには、裏があります。塗料を薄めて使っている、人件費を削るためベテランではなく経験の浅いスタッフをあてている、工期を短くしている、足場を簡略化している、下請け業者に丸投げするなど、安くできている理由があるのです。

 

見積もりが不透明で追加費用が発生

現地調査や見積もりの確認が不十分だと、後から追加工事が必要となることがあります。

見積もりを取る際には、通常しっかりとした業者はそのお宅・建物の状態を細かくチェックします。屋根であれば、劣化具合をドローンや屋根に上って確認する、外壁であればチョーキング(手に白い粉がつく)やひび割れ・シーリング(ゴム状の目地材)の劣化を確認するなど、入念に点検します。

その確認を経て見積もりにも、塗料の種類、工事内容、塗装箇所の面積などが明確に記載されているかが重要です。

 

デザイン・色選びでイメージと違った

屋根や壁は外観の面積が大きく、デザインや色選びでイメージががらりと変わります。塗装後はそのデザイン・色でまた何年も過ごすことになるため、満足度にも大きく影響します。

事前相談の際に、過去の施工事例・塗料の見本・実際の屋根材を見せてもらう、カラーシミュレーションで自分の建物のイメージを作成してもらうなど、業者に確認することで、仕上がりのイメージ違いを防げます。

 

メンテナンス不足で早期劣化

小さな劣化はすぐには生活に支障が出ないため、後回しにしがちですが、放置すると外壁張り替えや屋根葺き替えなど、数百万円レベルの大規模な修繕が必要になることもあります。

早めに点検やメンテナンスをしていれば、数万円~数十万円で済んだのに、放置したせいで数百万円になってしまった…とならないよう、定期的・計画的にメンテナンスを行いましょう。

 

メンテナンス不足で起きやすい早期劣化の具体例:

・外壁のチョーキング(手に白い粉がつく状態)を放置→防水性が落ち、外壁材が雨を吸ってひび割れや劣化が進行

・外壁のコーキング(目地材)のひび割れ放置→外壁内部の断熱材や下地が腐食

・屋根の苔や藻を放置→屋根表面に水分が残りやすくなり、瓦やスレート(セメントが材料の屋根材)の劣化が加速

・屋根の小さなひびやズレを放置→台風や豪雨で一気に広がり、雨漏りに直結

 

屋根・外壁リフォームは木村建装へお任せください!

まとめ

屋根・外壁リフォームは、台風被害の予防や住まいの寿命を延ばすために欠かせない対策です。特に台風シーズンの今は、点検やメンテナンスを始める絶好のタイミングです。

「うちは大丈夫かな…?」と不安を感じた方は、まずは無料調査でお住まいの状態を確認してみましょう。早めの準備が、安心できる暮らしへの第一歩になります。当社でも無料点検・見積もりを行っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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保有資格一覧

  • 一級建築施工管理技士
  • 一級塗装技能士
  • 外壁劣化診断士
  • 外壁診断士
  • 有機溶剤作業主任者
  • 高所作業車技能講習終了
  • 足場の組立作業責任者
  • 安全衛生教育修了
  • 労働安全衛生法による技能講習終了
  • 他、多数

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