ディーズルーフィング【ディートレーディング社】の特徴と性能
2022年6月29日更新
瓦は耐久性が高いし頑丈だから安心していたけれど落下したらとても危険だ・・・。瓦のように頑丈で、地震でも安全な屋根材にしたいけど何を選べば良いかわからない。
このように悩んでいませんか?
近年はコロニアルなど軽量屋根材の使用が多くなっていますが、耐久性がそれほど高くありません。そこで注目されたのが「ガルバリウム鋼板」の薄い金属系屋根材でした。ガルバリウム鋼板の耐久性を生かし、防音性、断熱性、美観性を生かした屋根材がディーズルーフィングなのです。
今回は、理想的な屋根材「ディーズルーフィング」について解説します。また、ディーズルーフィング導入のメリット・デメリットについてもお話ししますので、どうぞ最後までお読みください。
目次
ディーズルーフィングとはどんな屋根材?
ディーズルーフィングは40年前に開発され、日本では22年で約80,000棟の施工実績があります。
引用:株式会社ディートレーディング公式より
- ジンカリウム鋼板を採用した耐久性に優れた屋根材
ディーズルーフィングはガルバリウム鋼板と同じ組成、ジンカリウム鋼板を基盤とし、表面仕上げには特殊方法で自然石粒を接着させています。ディーズルーフィングは防音性・断熱性・防炎性・美観性を兼ね備えた高性能屋根材と言えます。
ディーズルーフィングは極寒の北欧、東南アジアなど熱帯地域等、あらゆる環境の中で性能を発揮し、災害の多い日本でも22年前から導入され、耐久性が高く評価されています。
地震や台風、高温多湿の過酷な環境下の日本では、建物の耐久性は人命を左右することになりますので、今後、ディーズルーフィングは更に大きく普及していくことでしょう。
ディーズルーフィングの特徴と性能
ディーズルーフィングには大きく分けると4つの特徴と性能があります。
- 耐震性に優れている
- 熱が伝わりにくい
- 雨音を軽減
- 防水性・防火性能に優れる
<耐震性に優れている>
ディーズルーフィングは1㎡あたり、7kgで、平板スレート屋根材の約1/3、瓦の1/7という軽さです。屋根材が重いと、地震時に家が大きく揺れ構造体(柱・梁)にダメージを与えますが、ディーズルーフィングは軽量のため、地震時の構造体への影響は、他屋根材と比較しても少ないと言えます。
<熱が伝わりにくい>
ディーズルーフィングの表面石粒効果により(石が熱を吸収する)下部の鋼板部分へ熱が伝わりにくくなっています。また、屋根材と屋根下地に空気層を作ることで、小屋裏の温度上昇を抑えられます。
<雨音を軽減>
金属系の屋根材は耐久性が高い反面、雨による「うるさい音」が問題になることもありますが
ディーズルーフィングの表面石粒には雨粒を拡散させ、雨音を軽減する効果があります。
<防水性・防火性に優れる>
ディーズルーフィングは通常の気象状況以上の雨量での防水試験をクリアした防水性を備えています。また米国、1994年、2003年カリフォルニアで起きた大火災時でディーズルーフィング屋根であった家のオーナーの財産を守るほど防火性に優れているのです。
ディーズルーフィングは重量も軽く耐震性に優れ、さらに防水性・防火性に優れており、家をあらゆる災害から守る屋根材として最適と言えるでしょう。
ディーズルーフィングについて詳しくお知りになりたい場合はこちらからお問合せください。
ディーズルーフィングの種類
ディーズルーフィングは耐久性に優れているだけでなく、デザイン性も高く評価されており、現在のラインナップは4つあります。
- 【ディプロマットスター】
ディプロマットスターはシンプルながらデザインが美しく、あらゆる外観の家にマッチします。
また、外壁としても使用できますので組み合わせが楽しくなりますよね。
カラーバリエーション:テラコッタ、カフェ、エバーグリーン、オニキス
※画像提供:株式会社ディートレーディング公式より
- 【ローマン】
ローマンは「S字瓦調」が最大の特徴で、曲線の美しさで建物の格の高さを際立たせます。ローマンは形状の美しさから、デザイン重視の建物で使用されることも多くなっています。
カラーバリエーション:タスカニー、モスブラウン、ネロ
- 【クラシックタイル】
クラシックタイルは伝統的なクラシカルデザインで、30年以上ベストセラーとなっています。
表面の石粒の効果により、建物の美しさやエレガントさを引き立てるにはベストマッチなデザインと言えるでしょう。
カラーバリエーション:サンタフェ、モンテカルロ、シャーウッドグリーン、チャコール
- 【エコグラーニ】
エコグラーニは直線的なデザインで、表面の凹凸により建物の個性を引き立てます。ラインナップとしては比較的新しく、導入している建物も増えています。
カラーバリエーション:ツィードグレー、カフェ、エバーグリーン、オニキス
<オプション>
風雅(和風仕様)
ディーズルーフィングには日本の和風建築に合わせた和風仕様「風雅」を用意しています。
シックで落ち着いたデザインは和の心にマッチし、日本建築の良さを引き出してくれるでしょう。
ディーズルーフィングと一般的な屋根材を比較
現在、屋根材は瓦をはじめ、多くの製品が発売されています。そこで、ディーズルーフィングと他屋根材との違いを比較してみましょう。
【屋根材比較表】(一般住居対象)
|
材質 |
重量 |
耐震性 |
耐久性 |
ディーズルーフィング |
ジンカリウム鋼板 |
軽い |
高い |
高い |
ガルバリウム鋼板 |
ガルバリウム鋼板 |
軽い |
高い |
高い |
コロニアル |
セメント繊維質 |
軽い |
高い |
中程度 |
瓦 |
土 |
重い |
低い |
高い |
ディーズルーフィングは多種屋根材の良い部分を全て兼ね備えていると言っても過言ではありません。ディーズルーフィングとガルバリウム鋼板は耐久性の違いはあまりありませんが、大きな違いは雨音軽減ができるかどうかと言う点です。ディーズルーフィングは表面に石粒を接着することで雨音を軽減し、金属屋根の欠点と言える「音」に対する対策も万全といえます。
ディーズルーフィングのメリットとデメリット
優れた性能を持つディーズルーフィングですが、メリットばかりではなくデメリットもあります。
【ディーズルーフィングのメリット】
- 耐久年数30~50年:メーカー保証30年
- 塗装(塗り替え)不要
- 断熱効果がある
- 耐震性に優れる
- 防音性が高い
- 防火性がある
【ディーズルーフィングのデメリット】
- 屋根表面の石粒が劣化すると剥がれ落ちる
- 断熱一体型ガルバリウムより断熱性能が低い
- 値段がやや高い
詳細はこちらよりお尋ねください。
全ての屋根材にはそれぞれ特徴があり、メリット・デメリットが存在します。ディーズルーフィングも例外ではありませんが、デメリットよりもメリットが多く、世界各国での施工実績が商品の信頼性を裏付けています。
ディーズルーフィング屋根で自宅と家族の安全を守る未来をつくろう
地震や災害が多い日本は、住環境としてはあまり良くありません。耐久性の低い建築材料の使用は建物本体の老朽化を早め、万一の際、人命にすら関わってくることもあります。
建物を外部環境から守ってくれる一番重要な場所は屋根ですので、水周り設備や内装をメンテナンスするように屋根も見直す必要があるのです。
ディーズルーフィングは耐久性が30~50年で、メーカー保証も30年であることから、高性能材料であることがわかります。屋根をディーズルーフィングに葺き替え、自宅と家族の安全を守る未来をつくりましょう!
ディーズルーフィングに関するお問い合わせは、こちらから。
ディーズルーフィングの詳しい内容はこちらをご覧ください。
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