アパートの鉄骨階段サビていませんか? 事故を防ぐ塗装メンテナンス 2025年9月22日更新 2021年に東京都八王子市で起きたアパートの鉄骨階段崩落事故をご存じでしょうか。 入居者の方が階段を使用中に突然階段が崩れ、女性が亡くなられた大変痛ましい事故です。 原因は設計上の不備による特殊なケースでしたが、事件をきっかけに「鉄骨階段や鉄部の劣化は放置すると大事故につながるのではないか」と、多くのアパートオーナー様が不安を抱えるようになりました。 鉄骨階段や手すりといった鉄部は雨や湿気にさらされやすく、年月とともにサビが進行します。 サビを放置すると事故につながる可能性があるほか、物件価値や入居率の低下にもつながります。 入居者の安心・安全を守り、物件の資産価値を維持するためには、鉄骨階段を含む鉄部の定期的な塗装メンテナンスが欠かせません。 この記事では、鉄骨階段で注意すべき劣化サインや塗装メンテナンスのメリットをわかりやすく解説します。 「事故を未然に防ぎたい」「長く安心して住めるアパート経営をしたい」というオーナー様に役立つ内容ですので、ぜひ最後までご覧ください。 目次1 鉄骨階段3つのチェックポイント1.1 ポイント1.定期的な目視点検1.2 ポイント2.入居者からの声を軽視しない1.3 ポイント3.安全管理はオーナーの責任2 鉄部塗装はサビ予防に効果的2.1 サビ止め塗料の役割2.2 サビが出る前に塗装するのがベスト2.3 サビを放置すると補修では済まないケースへ発展3 鉄骨階段のメンテナンスを怠るリスク3.1 修繕義務への違反3.2 事故発生の危険性3.3 入居率の低下3.4 資産価値の低下3.5 修繕費用の高額化4 鉄骨階段の劣化はどう進む?4.1 サビ発生の原因4.2 サビの進み方5 鉄骨階段の塗装メンテナンスは木村建装にお任せください5.1 丁寧な下地処理と高品質な仕上げ5.2 アパートオーナー様に寄り添ったご提案 鉄骨階段3つのチェックポイント 鉄骨階段の安全性を守るためのポイントは、オーナー様ご自身による日常的なチェックです。 専門的な知識がなくても、目視や入居者からの声をきっかけに劣化のサインを見つけることができます。 ポイント1.定期的な目視点検 鉄骨階段は屋外に設置されているケースが多く、雨風や紫外線にさらされることで劣化が進みやすい部位です。 特に注意したいのは以下のようなサインです。 ・表面にサビが浮いていないか ・塗装が剥がれて地金が見えていないか ・雨水がたまりやすく、水はけが悪くなっていないか 塗装劣化のサインを放置すると、サビが内部にまで進行し、鉄骨階段の強度が低下する原因となります。 アパートの鉄骨階段は、最低でも年に1回の点検をおすすめします。 当社では屋根・外壁0円点検にて、鉄部の塗装についても丁寧に検査しておりますので、お気軽にご利用ください。 木村建装の『0円点検』についてはこちら ポイント2.入居者からの声を軽視しない 実際に階段を毎日使っているのは入居者です。 「階段がギシギシして怖い」 「手すりがグラグラしている」 「ペンキが剥がれてサビが目立つ」 入居者からの声は、劣化が進行しているサインかもしれません。 小さな異変でも見逃さず、早めに業者へ相談することが事故防止につながります。 ポイント3.安全管理はオーナーの責任 鉄骨階段は共用部にあたるため、修繕・維持管理はオーナーの責任です。 「まだ大丈夫だろう」と先延ばしにすることが、後々高額な修繕費用や賠償問題につながることも少なくありません。 オーナー様にとっては早めの対応こそが最大のリスクヘッジです。 鉄部塗装はサビ予防に効果的 鉄骨階段をはじめとする鉄部のメンテナンスの基本といえば「塗装」です。 鉄部塗装はサビが広がる前に施工することで効果を最大限に発揮するため、予防的なメンテナンスとして有効な方法です。 サビ止め塗料の役割 鉄部の塗装では、下塗りに「サビ止め塗料」を使用します。 サビ止め塗料には、金属表面を覆い、酸素や水分の侵入を防ぎながらサビの進行を抑制する働きがあります。 上塗り塗料と組み合わせることで、美観の維持と同時に耐久性を高める効果が期待できます。 サビが出る前に塗装するのがベスト 鉄部塗装の最適なタイミングは、サビが目に見えてからではなく「サビが出る前」です。 表面にサビが浮き始めてから塗装すると、サビを落とすケレン作業に時間とコストがかかるうえ、内部まで侵食している場合は十分に防げないケースもあります。 サビが発生する前に定期的な塗装を行えば、サビ止め塗料が効果を最大限に発揮し、鉄骨階段を長持ちさせることができます。 サビを放置すると補修では済まないケースへ発展 サビを放置し続けると、塗装や補修では対応できなくなる場合があります。 以下のようなケースでは、大規模な修繕工事へ発展する可能性があり、注意が必要です。 ・鉄板に穴が開いてしまった ・階段の踏板が腐食している ・階段全体にサビが広がっている 鉄骨階段のメンテナンスを怠るリスク 鉄骨階段のサビや劣化は「見た目が悪い」というだけでは済まされません。 放置すればオーナー様自身の責任問題や、物件の資産価値を大きく損なう事態につながります。 修繕義務への違反 民法や借地借家法では、オーナーには賃貸物件の使用・収益に必要な修繕を行う義務があると定められています。 階段の劣化や破損を放置すれば「修繕義務違反」とみなされ、入居者からの信頼を失うだけでなく、法的に責任を問われる可能性があります。 事故発生の危険性 階段が崩落すると、入居者にけがを負わせてしまう危険性があります。 治療費や慰謝料など高額な賠償につながる可能性もあり、アパート経営にも影響が及びます。 さらに、事故のニュースが地域に広がれば「安全管理がずさんな物件」として敬遠され、新規入居者募集にも悪影響が及びかねません。 入居率の低下 サビや塗装の剥がれが目立つ階段は、入居者に「老朽化していて不安」という印象を与えます。 既存の入居者が退去するだけでなく、新規入居者募集の際にも不利になり、入居率が下がる原因となります。 資産価値の低下 共用部の劣化は、物件全体の印象を悪化させます。 建物全体の管理状態が良くないと評価され、将来的な売却価格や資産価値にもマイナスに作用します。 定期的なメンテナンスを行うことは、物件の資産価値を守るためにも欠かせません。 修繕費用の高額化 サビや塗装の剥がれといった初期の劣化段階であれば、比較的低コストの塗装工事で対応できます。 しかし放置して鉄部が腐食すれば、溶接補修や部材交換、場合によっては階段全体の取り替えが必要になり、数百万円規模の工事費用に膨れ上がることもあります。 「このくらいなら、まだ依頼しなくても大丈夫」と考えて先延ばしにすることが、結果的には大きな出費につながります。 木村建装のアパートメンテナンスについてはこちら 鉄骨階段の劣化はどう進む? アパートの鉄骨階段は、根拠なく「まだメンテナンスしなくて大丈夫」と思ってしまうと危険です。 どのようにサビが進んでいくのかを理解しておけば、早めにメンテナンスへ踏み切る判断材料となります。 サビ発生の原因 鉄骨階段のサビは自然に発生するものであり、屋外に設置されている場合は避けられない現象です。 代表的な原因は次の3つです。 雨による影響 ・雨水が階段の踏板や接合部に溜まると、鉄が水分に触れてサビが発生しやすくなります。 ・排水が悪いとサビの進行が局所的に早まり、短期間で劣化が目立つこともあります。 湿気による影響 ・海の近くや湿度の高い地域では、鉄部が常に湿気にさらされるためサビが進みやすくなります。 ・特に通気性の悪い場所は乾燥しにくく、常に湿った状態が続くことでサビの温床になります。 経年劣化 ・長年使用しているうちに塗装が剥がれ、鉄の地肌が露出するとサビが発生しやすくなります。 ・初期のサビを放置すると内部へ浸食し、強度を著しく低下させる原因となります。 サビの進み方 サビの始まり:表面に小さな変化 鉄は空気中の水分や酸素と触れることでサビが発生します。 屋外に設置されるアパートの鉄骨階段は、雨・湿気・温度差にさらされるため、塗装が剥がれるとすぐにサビが浮き出してきます。 初期のサビは、表面の変色やザラつき程度で見分けがつきます。 サビの進行:内部へ浸食して強度低下 放置するとサビは鉄の内部に進行し、見た目以上に強度を奪っていきます。 踏板が薄くなって足をかけるたびに不安定になったり、手すりの固定部が弱まり揺れが出たりと、使用時に不安を感じる状態になります。 サビの深刻化:穴あき・破損・崩落リスク さらに劣化が進むと鉄部に穴が開いたり、接合部が腐食して外れるなど、部分的な破損が起こります。 進行した段階になると補修では対応できず、階段全体の交換や大規模工事が必要になります。 最悪の場合は階段全体の崩落という重大事故にもつながります。 <入居者の安心を守り、物件の価値を維持するために> 鉄骨階段の劣化は目に見えない部分から静かに進行し、気づいたときには取り返しのつかない状態になっていることもあります。 だからこそ、オーナー様には「今は大丈夫」ではなく「これからも大丈夫か」を意識していただきたいのです。 定期的な塗装メンテナンスで劣化を防ぐことにより、将来の大規模修繕にかかるコストを抑えることも可能です。 鉄骨階段の塗装メンテナンスは木村建装にお任せください 鉄骨階段のサビや劣化は、見た目の問題だけではなく入居者の安全やアパート経営そのものに直結する大きな課題です。 丁寧な下地処理と高品質な仕上げ 鉄部塗装で最も重要なのは「下地処理」です。 どれだけ良い塗料を使っても、下地処理が甘ければすぐにサビが再発してしまいます。 木村建装では、以下の3段階の施工を徹底しております。 ・サビや古い塗膜をしっかり落とすケレン作業 ・高性能なサビ止め塗料の下塗り ・耐久性と美観を兼ね備えた丁寧な仕上げ 各工程を妥協なく施し、塗料をたっぷりと使用して塗膜の厚みを確保することで、サビの進行を長期的に抑え、鉄骨階段を安心して使える状態に保ちます。 アパートオーナー様に寄り添ったご提案 当店では、オーナー様にとって「必要な工事だけ」をわかりやすくお伝えしております。 「塗装だけで十分か、補修が必要か」 「次のメンテナンスまでどれくらい持つか」 「予算に応じた選択肢はあるか」 気になる点は現地調査のうえで丁寧にご説明しますが、強引な営業や不必要な工事は一切いたしません。 さらに「階段を直したいけれど、同時に外壁や屋根の状態も見てほしい」というオーナー様のお声にも、ワンストップで対応可能です。 「まだ工事をするべきかわからないが、どのくらい費用がかかるのかを知りたい」といった段階でもお気軽にご相談ください。 鉄骨階段を含め、現地調査とお見積もりは無料で承っておりますので、まずは点検からご相談ください。 木村建装へのご相談はコチラからどうぞ (S) 千葉県袖ヶ浦市の外壁塗装・屋根リフォーム専門店 https://kimura-kensou.com/ 住所:千葉県袖ケ浦市袖ケ浦駅前1-27-9 スタジオハイヴ2号室 お問い合わせ窓口:0120-506-046 (9:00~18:00 土日祝も営業中) 対応エリア:千葉県袖ケ浦市、他 ★ 地元のお客様の施工実績多数掲載! 施工実績 https://kimura-kensou.com/case/ お客様の声 https://kimura-kensou.com/voice/ ★ 塗装工事っていくらくらいなの?見積りだけでもいいのかな? 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