塗料の値上げが止まらない…塗装工事をお考えの方はお早目にご相談を!

2025年9月30日更新

 

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2025年も食品をはじめ様々なものが値上がりし、物価上昇を実感する場面が増えています。実は、住宅の塗装工事に欠かせない「塗料」も例外ではなく、値上げが続いています。

屋根塗装や外壁塗装は、数十万円~数百万円かかる大きな工事。しかも10年前後での定期的なメンテナンスが必要とされるため、屋根・外壁のリフォームを検討されている方にとっては、塗料の値上げは無視できない問題です。

そこで今回は、値上げの中でも賢く塗装工事を行う方法、塗料の値上げの背景などについて、分かりやすくご紹介します。

 

値上げの中でも賢く塗装工事をする方法

値上げの中でも賢く塗装工事をする方法

塗料の値上げが続くと、「今工事しても大丈夫かな?」と迷う方も多いと思います。ここでは、値上げの状況下でもお得に、そして安心して工事を進めるポイントをご紹介します。

 

複数の業者から相見積もりを取る

同じ塗料・同じ施工内容でも、業者によって数万円単位の差がでることも珍しくありません。2~3社から見積もりを取れば、相場が把握でき、適正価格かどうかも判断しやすくなりますので、必ず相見積もりを取りましょう。

また、塗料の値上げに対しても、メーカーから一括で仕入れを行ったり、コスト削減の工夫しをている良心的な業者もあります。

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値段だけでなく「耐久性・保証・施工内容」を比較する

見積もりを取った結果、「一番安いから」という理由だけで業者を選ぶのは要注意です。価格だけで判断すると、施工の質が落ちてしまうリスクがあります。例えば極端に安い場合、塗料を必要以上に薄めて使用したり、人件費を抑えるために経験の浅い職人を配置したり、工期を無理に短縮して下地処理を省くといったことが考えられます。

こうした”安さの理由”が隠れているケースもあるため、見積もりの金額だけでなく、塗料の耐久性・保証内容・施工方法まで総合的に確認することが大切です。

 

定期的・計画的なメンテナンスを心がける

塗料値上げに限らず、以下のような症状が出ている場合は、早めの塗装工事をおすすめします。こういった症状を放置しておくと、ひび割れやコーキングが劣化した部分から雨水が侵入し、内部の腐食や大規模な修繕になってしまうことも考えられます。

修繕が小規模で済むうちに、計画的に塗装工事・メンテナンスを行うことで、結果的に長期的なコストを抑えることができます。

 

こんな症状が出たら、まずは点検を!

  □ チョーキング(外壁に触るとチョークのような白い粉がつく)

  □ 塗装の剥がれ

  □ ひび割れ(クラック)

  □ コケ・カビ・藻の発生

  □ コーキング劣化

  □ 鉄部のサビ

  □ 前回の塗り替えから(新築から)10年以上経っている

 

⇒こんな症状には要注意

 

地方自治体のリフォーム助成金や補助金の活用方法

お住まいの市区町村・県によっては、リフォームに対する助成金や補助金が出る制度があります。自治体の制度を調べ、施工業者にも相談しながら、活用できる制度がないか確認してみましょう。

自治体によっては、「塗装工事単体では対象外」「耐震改修や省エネ改修を含むリフォームで対象」「予算枠に達すると受付終了」「自治体が指定する業者であることが条件」など、さまざまな条件もあります。事前の確認が大切です。

 

長期的にコスパの良い塗料を選ぶ(耐用年数重視)

お客様によっては、今回リフォームする料金をとにかく安く済ませたい、という方もいらっしゃるかもしれません。ただ、安い塗料は耐久年数が短く、次回のメンテナンスまでの期間が早まります。長期的に考えると、耐久年数が長い塗料であれば、結果的にコストをおさえられることも少なくありません。

「安い=得」だけではなく、「長持ちする=得」という視点も持ちましょう。

 

業者選びで注意したいこと

業者選びで注意したいこと

複数の見積もりを取り比較した上で、どの業者に依頼するかを決める際には、以下の点に注意してください。

 

値上げを口実にした不透明な見積もりに注意

「値上げだから仕方ない」と言われても、具体的な理由(原材料、人件費、足場設置など)が説明されない場合は注意。見積書に塗料の種類や施工面積ごとの単価が明記してあるか、塗料の耐久性・コストも含めた説明がしっかりされているかなど、確認しましょう。

 

「今すぐ契約しないともっと上がる」と焦らせる業者に注意

値上げの事実を伝えることと、「即決を迫る」のは別です。良心的な業者は、お客様が複数見積もりを取ることも承知の上ですし、こんな風に焦らせることはありません。「今日契約しないと〇万円高くなる」など過度に不安を煽る業者には気をつけましょう。

 

実績・口コミ・自社施工で安心できる会社を選ぶ

業者のホームページ、これまでの施工事例、口コミなどを見ると、実績が豊富か、地域密着で長く続けているかを確認できます。保障内容やアフターフォローがしっかりしているかも判断材料になります。

⇒木村建装の塗り替えが選ばれる10の理由

 

塗料の値上げはいつから?どのくらい上がっている?

塗料の値上げはいつから?どのくらい上がっている?

塗料の価格は2022年頃からじわじわ上昇しています。背景には原材料や物流、人件費など複数の要因があり、業界全体に波及しています。

 

具体的な値上げ幅はメーカーや塗料の種類、出荷時期によって異なりますが、最近では日本ペイントが2025年7月出荷分から10~20%の値上げを、関西ペイントが2025年9月出荷分から5~20%の値上げを発表しています。

企業努力では吸収できないコスト増に直面し、塗料の販売価格を引き上げざるを得なくなっています。今後も値上げ傾向は続く見通しで、塗装工事を検討されている方にとって大きな影響があります。

 

値上げの主な背景

値上げの主な背景

数年前から塗料が値上げしている状況で、なぜ今も上がり続けているのでしょうか。値上げの主な要因は以下のとおりです。

 

原材料の高騰

・石油製品(溶剤・樹脂など)の価格上昇

塗料の主要な原材料である溶剤や樹脂は石油製品であり、原油価格の高騰に連動して価格が上昇しています。特に、2022年以降のウクライナ情勢による原油価格の不安定化が価格高騰に拍車をかけています。

 

・円安による輸入コスト増

塗料の原材料の多くは、石油由来成分など海外に依存しています。円安ドル高が進むと、同じ量の原材料を調達するために、以前より多くの円が必要になります。

 

物流・エネルギーコストの増加

・物流費・輸送コストの上昇

世界的なコンテナ不足や燃料費高騰で、海外からの原料調達コストが増えています。

加えて、国内でもガソリン価格の上昇でトラック輸送費がかさみ、塗料が現場に届くまでのコストが増え、価格に反映されています。

 

・「2024年問題」によるトラックドライバー不足で物流費が上昇

働き方改革関連法により、2024年4月からトラックドライバーの時間外労働に上限が設けられました。同じ距離を輸送するにはより多くのドライバーを確保する必要があり、人件費や運送料が上昇しています。こうした負担はメーカーが抱えるコスト増へと直結しています。とくに塗料は、重くてかさばる商品で輸送効率が悪いため、物流費の上昇分がダイレクトに価格へ転嫁されやすいのです。

 

・工場のエネルギーコスト

塗料を工場で製造するには大量のエネルギーが必要なので、電気代・ガス代の上昇が製造コストにも直結しています。原材料費が上がるだけでなく、製造のための動力費まで上がるため、二重で負担が増えています。

 

塗装費に影響するその他の要因

塗装費に影響するその他の要因

職人の人件費

塗料そのものではありませんが、施工費用に直結するのが職人の人件費です。

塗装業界では、塗装職人の高齢化により、技能を持つ人材が減少しています。また、体力を必要とする現場のため、若手が入職しにくい状況も続いています。さらに建設需要の増加が重なり、深刻な人手不足が問題となっています。

こうした背景から、職人を確保するための賃上げが進められています。加えて、最低賃金の引上げも影響し、業界全体の人件費が上昇しています。この人件費増加は、施工費用の値上げにもつながっています。

 

足場代

屋根塗装や外壁塗装で必ず設置される足場の費用も値上がりしています。

2024年4月の法改正により、一側足場の使用範囲が制限され、二側足場が増えています。職人の転落事故を防ぎ安全性を高めるためという背景がありますが、組み立て・解体に必要な人員や足場の部材が増える分コストが上昇。塗装工事全体の費用に影響しています。

 

値上げはどんな塗料に影響している?

値上げはどんな塗料に影響している?

塗料には以下の様々な種類があり、一般的に下にいくほど耐久性が高く、その分価格も上がります。塗料の値上げは特定の種類だけでなく、全体的に広がっているのが特徴です。

 

 ・アクリル塗料:最も低価格な塗料。耐久年数は5~7年と短く、長期的に見ると割高になりやすい。

 ・ウレタン塗料:比較的安価で、耐久年数は7~10年。ただし耐用年数の面ではコストパフォーマンスに課題あり。

 ・シリコン塗料:耐久年数10~15年と、耐久性と価格のバランスが良く、住宅塗装で最も普及している。

 ・フッ素塗料:耐久年数15年以上と高い耐久性を持つが、原材料価格に左右されやすく、今回の値上げ幅も大きい。

 ・ラジカル制御型塗料:耐久年数13~16年で、フッ素塗料に次ぐ高性能塗料。新しいタイプで人気も高く、
  値上げの影響も受けやすい。

 ・無機塗料:紫外線や酸素による劣化が少ない最高級塗料。耐久年数は15~25年と非常に長いが、
  その分価格上昇の影響も大きい。

 

⇒塗料の種類と特徴についてはこちら

 

屋根・外壁が気になる場合は、木村建装の「0円点検・お見積り」へ!

木村建装-ドローン点検085

塗料の価格は、今後も下がることは考えにくく、引き続き値上げ傾向になると考えられます。また、屋根・外壁は定期的に点検・メンテナンスをすることで、チョーキングやひび割れなどを早期に発見でき、大規模な修繕が必要になる前にリフォームでき、結果的にコストも安く済みます。

屋根・外壁が気になっている方、前回の塗り替えから10年以上経っている方は、ぜひ木村建装の「0円点検」をご利用ください。

 

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  • 労働安全衛生法による技能講習終了
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