ウルトラSi【プレマッテックス社】紹介と6つの特徴を徹底解説
2022年4月3日更新
外壁や屋根が古くなったので、もうそろそろ手入れしないといけない。
しかし、塗料がたくさんありすぎて何を使えばいいのかわからない。
このように悩んでいませんか?
2021年に子供も大人も大好きなヒーローをモデルとして扱った塗料が発売されました。
塗料の名はプレマテックス社「ウルトラSi」といい、大きな話題を呼び、現在とても注目されています。
超対候性により外的要因から外部を長期間守り、超低汚染性による美しさの長期保存が可能になった「ウルトラSi」はまさに次世代の塗料と言えるでしょう。
そこで今回はプレマテックス社「ウルトラSi」について解説していきます。
また、他塗料とウルトラSiの違いも比較しますので、どうぞ最後までお読みください。
目次
ウルトラSiとはどのような塗料?
ウルトラSiはナノスケール(ナノとは大きさの単位:10億分の1(10のマイナス9乗))で部物質や構造を制御し、従来のシリコン塗料を遥かに凌駕する対候性を誇る塗料です。
一般的な塗料「シリコン塗料」の耐久性は約10年前後ですが、ウルトラSiは15年以上です。
ウルトラSiはまさにシリコン塗料最高クラスの対候性を誇ると言ってもいいでしょう。
【ウルトラSiはどんな塗料?】
- 塗装劣化のメカニズムを解明し、先進技術を採用した次世代1液水性塗料
- 紫外線に強い
- 環境に配慮し低環境負荷を叶えた安心性
外壁や屋根は「紫外線」「熱」により塗料(樹脂塗膜)が破壊され劣化が進行していき、やがて白い粉を吹き(チョーキング現象)外壁や屋根を守る役割を保てなくなります。
一般的な外部塗料「シリコン塗料」は劣化限界値までの期間が約10年と言われていますが、ウルトラSiは塗料劣化を「ウルトラナノトリマー技術」「多重ラジカル制御技術」により、強靭な塗膜を作り劣化の外的要因から守り、紫外線吸収剤(UVA)と光安定剤(HALS)の働きによる相乗効果で塗膜劣化抑止効果を発揮し、耐久性は15年以上です。
また、ウルトラSiは水性タイプ採用により環境に配慮し建物や人にも優しい塗料なのです。
ウルトラSiと従来の塗料は何が違う?
ウルトラSiは従来の塗料では使用されない塗装膜劣化の原因を制御し対候性を延ばす技術「ラジカル制御技術」を採用している所です。一般的に塗装は何らかの塗料に「色」をつけるため酸化チタン(顔料)を加えますが、酸化チタンにより塗膜劣化の原因ラジカルが発生します。しかし、酸化チタンは塗料彩色のため欠かせない材料なのです。
そこでウルトラSiは酸化チタンによる塗膜劣化原因であるラジカルを制御し酸化チタンの表層部にバリアを作り、ラジカル発生を閉じ込め、対候性を大幅にアップさせているわけですね。
シリコンレジン比較(表面の塗膜)
塗料の塗膜は微細な穴があり、汚染粒子が浸入し塗膜の劣化を誘発します。従来のシリコン塗料の塗膜は樹脂粒子間の融着が弱く、塗膜が緻密ではないため隙間に汚染粒子が浸入しやすくなっています。
しかし、ウルトラSiは「ウルトラナノポリマーシリコンレジン」により緻密な塗膜が形成され、汚染物質粒子は入り込めません。
また、従来のシリコン塗装塗膜は汚染粒子が隙間に入り込んでいるため塗膜の親水性(水による汚れの洗い流し)が発揮されませんが、ウルトラSiの塗装塗膜は緻密な塗膜形成から親水性にも優れ、汚染物質を簡単に洗い流してくれるのです。
※シリコンレジンとは塗膜による、対候性・親水性などの特性を持つ樹脂のことです
従来のシリコン塗料にも「シリコンレジン」が含まれますがウルトラSiと比較すると、緻密さが粗くなります。
ラジカル比較(塗膜劣化因子)
ラジカルとは「樹脂・酸化チタン(顔料)などの有機物を劣化させる塗膜劣化因子」を言います。塗装は彩色のため酸化チタンは欠かせませんが、紫外線・酸素・水に接触することで塗料・樹脂等の有機物を破壊し外壁等の劣化を引き起こします。一般的なシリコン塗料はラジカル発生により劣化が進行し、耐久は10年前後です。
ラジカル発生を防ぐことは出来ませんが、ウルトラSiは塗装塗膜劣化原因の酸化チタンそのものに「多重構造無機バリア」を張ることで塗膜劣化を大幅に遅らせ、これまでのシリコン塗料を凌ぐ超対候性を実現しました。
ウルトラSi【6の特徴】
従来の人気塗料「シリコン塗料」の性能を凌ぐウルトラSiには6つの特徴があります。
- 超耐候性
- 超低汚染性
- 優れた速乾性
- 環境にやさしい水性
- 光沢ある極上の仕上がり
- 屋根塗装にも対応可能
【超対候性】
「ウルトラナノポリマー技術」「多重ラジカル制御技術」による緻密で強靭な塗膜を作り紫外線などの外的要因から建物を長期間守ります。
【超低汚染性】
ナノレベルで結合された塗膜により、外部に付着した汚染物質を雨で洗い流す親和性とカビや藻の発生を抑え長期間建物を美しく保ちます。
【優れた速乾性】
ナノレベルでの樹脂結合の早さ、乾燥硬貨を実現し環境条件での塗膜形成時のリスク低減と、安定施工品質を実現しています。
【環境にやさしい水性】
水性塗料の特性により「臭い」が少なく、住宅密集地でも近隣に配慮した施工が可能です。また、環境負荷軽減により人や環境にも優しい。
【光沢ある極上の仕上がり】
ナノレベルの均一の仕上がりにより、なめらかで光沢のある美しい仕上がりが実現します。
【屋根塗装にも対応可能】
ウルトラナノポリマー技術による緻密・強固な塗膜は使用場所を外壁だけにとどまらず、屋根塗装にも対応可能にしています。
ウルトラSiは従来人気のシリコン塗料を上回る性能を持ち、まさに「シリコン塗料最強」と言えるでしょう。
ウルトラSiと一般的な塗料を比較
【外部塗料比較表】(一般住居対象)
|
耐久年数 |
適用用途 |
費用 |
メリット |
デメリット |
ウルトラSi |
15年~ |
〇外壁 〇屋根 |
25,000円~ 60,000円 |
耐久性が高い 親水性が高い |
特になし |
フッソ系 |
15年~ |
〇外壁 〇屋根 |
40,000円~ 100,000円 |
耐久性が高い |
コスト高め |
シリコン系 |
7年~10年 |
〇外壁 △屋根 |
15,000円~40,000円 |
価格と機能 バランス良い |
耐久性中程度 |
ウレタン系 |
5年~7年 |
〇外壁 △屋根 |
5,000円~ 20,000円 |
価格と機能 バランス良い |
耐久性は低め |
アクリル系 |
3年~8年 |
〇外壁 ×屋根 |
5,000円~15,000円 |
価格が安い |
耐久性が低い |
※一般工事を参照していますが、詳しくは弊社へお問い合わせください。
お問い合わせはこちら→木村建装
未来志向の新しい塗料ウルトラSiで自宅を生まれかわらせよう
建物は年経過により劣化します。建物内部の劣化は緊急性がある場合でも致命的にはなりにくいですが、外部環境による外壁や屋根の塗装等の劣化は緊急性があるうえに、処理が遅れると雨漏り等による被害で致命的になりかねません。
一般的な建物の外壁・屋根の塗膜耐久年数は10~15年前後です。現在、お住まいの建物が築10年以上経過しているのなら、近い将来塗装工事によるメンテナンスが必要になるでしょう。
しかし、一口に塗装と言っても数多くのメーカーが塗料を発売しており、何を基準に塗料を決めればよいのかわからなくなりますよね?
現在、どのような塗料を使うかお悩みなら「性能と価格のバランス」に優れた塗料を選ぶようにしましょう。性能が良くても高価、価格が安くても性能が悪い塗料は後悔しかねません。
そこで、今回ご紹介した「ウルトラSi」は性能・価格バランスに優れている未来志向の塗料ですので、ぜひ、おススメします。
後悔のない塗料選びで、ご自宅を美しい建物に生まれ変わらせてあげましょう!
木村建装では最新の情報、お得な情報を随時お知らせしますので、今後ともお楽しみに。
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