キルコ【遮熱・断熱塗料】の特徴をガイナや他塗料と比較してみました
2022年5月24日更新
そろそろ外壁や屋根の塗装をしないといけないけど、夏の暑さや冬の寒さを軽減してくれるような塗料はないものか・・・。夏は特に屋根裏の気温が高くなりエアコンも効きにくくなる。
このように悩んでいませんか?
外壁や屋根は10年前後でメンテナンスが必要ですが、塗料自体に遮熱・断熱性能がなければ、塗装工事しても屋根裏の夏の高温や冬の寒さは改善しません。しかし、シンマテリアルワン社の遮熱・断熱塗料「キルコ」は塗布することで、室内温度の上昇や下降が大幅に軽減できます。
そこで今回は、室内環境を大幅に改善してくれる遮熱・断熱塗料「キルコ」について解説します。また、同じ遮熱塗料で有名なガイナや従来の塗料との比較についてもお話ししますので、どうぞ最後までお読みください。
遮熱・断熱塗料キルコとは
※画像提供:株式会社シンマテリアルワン「キルコ」カタログより
遮熱・断熱塗料キルコとは特殊なバインダーを使用し、熱を遮断する中空ビーズを高密度で混ぜることで太陽光を反射し表面温度を下げ、熱を通しにくくした遮熱・断熱塗料です。
キルコは遮熱・断熱性能に優れるだけでなく、剥がれにくく、クラック(ひび割れ)を起こす衝撃や振動にも耐える伸縮性を持っています。
キルコは1回の塗布で15年以上の耐久性があり、長期間建物を外的要因から守ってくれます。
また、キルコは塗装するだけで冷暖房効率を高め、有機溶剤も使用しないため人にも環境にも優しい塗料なのです。
キルコ塗料の特徴
※画像提供:株式会社シンマテリアルワン「キルコ」カタログより
キルコは大きく分類すると、6つの特徴に分けられます。
【キルコ塗料6つの特徴】
- ■遮熱性
- ■断熱性
- ■保温力
- ■粘着力
- ■伸縮力
- ■耐久性
【遮熱性】
キルコは屋根・外壁など多くの部分での塗布が可能で、特に屋根・外壁に塗布することで夏の太陽光を90%反射し、建物内部への熱の侵入を防いでくれます。また、建物劣化の要因の一つである紫外線がカットされるため長期間、建物の美観を維持してくれます。
【断熱性】
キルコの特徴の一つ「断熱効果」は、塗料を塗布することで熱を伝えにくくし熱の抑制を実現します。また、キルコ塗料は室内の熱源を外部に逃がしにくく、空調効率がアップし電気代の15~40%を削減できるのです。
【保温力】
キルコは外部に熱を逃がしにくい特徴があり「魔法瓶効果」を発揮します。寒い冬でも室内の保温力で暖房使用料の大幅な削減が可能です。
【粘着力】
キルコは接着剤に匹敵する密着力を有していて、一般塗料塗3倍もの付着力があります。剥がれにくいため、長期間美しい外観を保つことができます。
【伸縮力】
一般的な塗料は塗布後、外気温度の影響で伸縮を繰り返し年経過とともに硬化していきます。伸縮機能を失った塗料は振動や衝撃が原因で亀裂が発生し、外観の損ないや外壁材へ影響を及ぼします。しかし、キルコは伸縮性200%を誇り、また弾力性にも優れるため衝撃、振動にも耐えることができます。そして、キルコ塗料の高い伸縮力が防水効果という相乗効果も生み出してくれるわけですね。
【耐久性】
一般的な塗料の耐久性は10年前後ですが、キルコは一回の塗布で15年以上の実使用に耐え、建物を紫外線や雨・風・温度変化などの外的要因から守ります。キルコはメンテナンス期間を延ばせるためトータルコストを削減できる優れた塗料と言えるでしょう。
遮熱塗料キルコについて詳しくはこちらからお問合せください。
キルコ塗料の評判
遮熱・断熱に優れた効果を発揮するキルコはとても評判が高い商品ですが、実際にキルコ塗料を塗布した方の生の声を知り、商品の良し悪しを判断するのも施工前には必要なことです。
【キルコ良い評判】
- ◆施工前、夏は2階の部屋が暑かったけど、今は1階と同じくらいの温度に感じます
- ◆塗装から6年経ちますが、汚れがほとんど目立ちません
- ◆屋根や外壁以外にも塗れて、遮熱効果が期待できるのでうれしい
- ◆一般的な塗料よりも高性能
【キルコ悪い評判】
- ◆一般的な塗料より金額が高い
- ◆比較的新しい商品のため実績が少ないのが心配
- ◆選択できる色が少ない
キルコは一般的な塗料よりも割高になりますが、それは性能の高さとも言えます。また、比較的新しい商品で実績が少ないのは否めませんが、今後、環境問題の観点からも需要が多くなることは明白です。
キルコには良い点、悪い点がありますので比較しながら導入を検討しましょう。
キルコ塗料の値段
キルコ塗料による塗装は工事店が施工費を含めた金額での見積もりとなることが一般的ですが、楽天などのオンラインショップでの購入も可能です。
【キルコ塗料オンライン値段】
シーラー材(遮熱・断熱専用):30,000円程度 16kg
主材(キルコ中塗り材):35,000円程度 12kg
クリアトップ(表面材):32,000円程度 16kg
※オンラインショップにより値段は変わります
キルコは屋根・外壁以外にも塗装できるため、個人でオンラインショップでの購入できます。しかし、塗装知識が浅いと屋根や外壁に塗布しても効果を発揮できない可能性がありますので、必ず塗装専門業者への依頼をおススメします。
キルコ塗料とガイナ・他塗料との比較
キルコは遮熱・断熱関連の公的機関による認定を受けている塗料であり、他塗料とは商品の取り組み方が少々異なります。キルコと同様の遮熱・断熱塗料に「ガイナ」があり、耐久年数や遮熱・断熱性能は同等ですが、塗膜性質の違いからキルコが勝ります。
【キルコ・ガイナ塗膜性質の違い】
<伸縮性>
キルコ:伸縮率200%
ガイナ:伸縮率113%
伸縮率が高いほど、建物の揺れに追随し衝撃にも強いため塗料が割れる、剥がれるという現象が少なくなります。キルコはガイナと比較し、クラック(割れ)が起こりにくいと判断できますね。
<対候性>
キルコ:サンシャインカーボンアーク灯式、対候性試験時間4000時間
ガイナ:キセノンランプ式、対候性試験時間2000時間
対候性試験に用いる方式は異なりますが注目すべきは試験時間で、キルコはガイナの倍の試験実験を行っていることから、シンマテリアルワン社の取り組む姿勢がうかがえます。
※各社カタログ値参照
【キルコ塗料と一般塗料比較表】(一般住居対象)
|
耐久年数 |
遮熱・断熱効果 |
適用用途 |
費用/㎡ |
キルコ |
15年以上~ |
大 |
〇外壁 〇屋根 |
4,000円~ 5,000円 |
ガイナ |
15年以上~ |
大 |
〇外壁 〇屋根 |
3,800円~ 4,500円 |
フッ素系 |
15年以上~ |
大 |
〇外壁 〇屋根 |
3,800円~ 5,000円 |
シリコン系 |
7~10年 |
小~中 |
〇外壁 △外壁 |
1,800円~ 3,000円 |
ウレタン系 |
5~7年 |
小~中 |
〇外壁 △屋根 |
1,500円~ 2,000円 |
アクリル系 |
3~8年 |
小 |
〇外壁 ×屋根 |
1,200円~ 1,800円 |
※一般工事参照
詳しくは弊社へお問い合わせください。
一般的な塗料とキルコを比較した場合、耐久性や遮熱・断熱効果に大きな違いがあります。
塗装後のメンテナンス等を考え、費用や性能を十分比較した上で塗料を選ぶと良いでしょう。
遮熱塗料キルコで塗装して快適な室内空間を実現
遮熱・断熱塗料キルコは従来の塗料と比較し、家を外的要因から守るだけでなく、室内環境を快適に変えてくれます。日本の夏は紫外線が強く住環境により冷房の効果が期待できないケースもあり、特に住宅の2階部分や屋根裏は熱の影響を受けます。また、冬は寒く断熱効果が低い部屋は暖房効率が落ち光熱費を圧迫することにもつながります。
高温の部屋に長時間滞在することで、熱中症の危険性も出ることから、特に夏の日射対策は重要なのです。
屋根や外壁のメンテナンスご検討の際、遮熱・断熱塗料キルコの塗装で夏の暑さ、冬の寒さを大幅に軽減し快適な室内空間を実現しませんか?
遮熱・断熱塗料キルコについてのお問合せはこちらから。
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https://kimura-kensou.com/
住所:千葉県袖ケ浦市袖ケ浦駅前1-27-9 スタジオハイヴ2号室
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