木更津市・Y様邸｜屋根塗装・外壁塗装⑤美しく仕上げるための下塗り

みなさん、こんにちは！
外壁塗装・屋根工事・リフォーム専門店｜木村建装です。

千葉県木更津市のY様邸にて、屋根塗装と外壁塗装の工事を行いました。
前回は、防水性を高めるためのコーキング打ち替え工事の様子についてお伝えしました。

→前回の「木更津市・Y様邸｜屋根塗装・外壁塗装④コーキング打ち替えで美観も向上」はこちら

今回のレポートからは、いよいよ屋根の塗装工事について詳しくお伝えしていきます。
まずは、屋根塗装の工程の中でも、仕上がりのキレイさを左右する下塗り作業に焦点を当てて紹介していきます。

下地専用塗料で下塗りを行います

高圧洗浄によって屋根表面の汚れや古い塗膜を徹底的に除去し、完全に乾いた後で、屋根塗装を始めていきます。

屋根塗装は、塗膜の耐久性と仕上がりの美しさを確保するため、下塗り・中塗り・上塗りの3回に分けて仕上げていきます。

中塗り・上塗りは、お客様がご希望された色で塗装を行いますが、下地塗りには屋根材と仕上げ塗料の密着性を高めるための専用塗料を使用します。

下塗りをしっかりと行うことで、上塗りの塗料が持つ防水性や耐候性といった高性能を最大限に発揮できるようになり、塗装の耐用年数が向上します。

下塗りの工程が仕上がりの美観と耐候性を高めます

下塗り作業を適切に行うかどうかが、塗膜の寿命はもちろん、最終的な屋根の見栄えも大きく左右します。

経年劣化した屋根材は、水分や塗料を吸い込みやすい状態になっています。
もし、傷んだ下地に上塗り塗料を直接塗ってしまうと、屋根材が塗料を吸い込んでしまい、色ムラや艶ムラの原因になってしまいます。

下塗り材は、この吸い込みを防ぎ、上塗りの塗料が持つ本来の色をムラなく引き出すための土台となります。

下塗りの工程は、本屋根だけでなく、下屋根も含め塗装する全ての箇所に隙間なく行います。

→「下塗りの重要性」についてはこちら

屋根材の間にタスペーサーを取り付けます

下塗りが完了した後、建物の安全性を確保するために、タスペーサーという部材を取り付けます。

スレート屋根は、屋根材が重なり合って構成されていますが、この重なり合う部分には、屋根材の下に入り込んだ雨水を外部へ排出するための隙間が必要です。

しかし、塗装によってこの隙間が塞がってしまうと、毛細管現象によって雨水が屋根内部に入り込んだ水分の逃げ場がなくなり、雨漏りの原因となってしまいます。

そこで、下塗りを行った後に、屋根材の重なり部分にタスペーサーを取り付けることで、隙間を確保でき、雨漏りリスクを下げられます。

タスペーサーを取り付けた後は、外からはほとんど目立たないため、建物の外観を損なう心配はありません。

⇒「タスペーサーの重要性」についてはこちら

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